2006年9月12日 (火)

よしもとばなな 「デットエンドの思い出」

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短編集なんだけど、
全体的に一貫性のある一冊。
「おかあさーん!」が一番好き。
あと「幽霊の家」を読んで
ロールケーキをむしょーに食べたくなって、
「ともちゃんのしあわせ」の最後にはすごく力づけられた。

平和に毎日同じことの繰り返しのようでも
それがすごく大事なことなんだ、と言っているようです。
「同じことの繰り返し」と聞くと
変化が好きな私にとっては「耐えられない~!」と一瞬思うんだけど
よく読むと、ここに出てくる人たちは
平凡なようで濃い過去をもっていたり、
人生を左右することを坦々と決めてやっていたりしてる。

たぶん、ものすごい変化よりも
何でもない日常の中に奇跡みたいにすてきなことが
あるってことなのかな。

進まないと、と焦る私にとっては
かなり勇気づけられた。
こんな風に過ごしている今も、この本みたいに大事なシーンで
振り返ったときに愛しい時間になるのかもしれない。
焦らなくっても、流れはとまったりしないで
私をどんどん進ませているんだろうな。
大事なのは、早く進むよりも
一瞬一瞬を鮮明に感じて覚えていることなのかも。

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2006年7月10日 (月)

宮沢賢治 『貝の火』

NHKの「私の絵本」という番組で
本上まなみが紹介していた本。

ホモイというウサギの子どもが
貝の火という美しい宝石を手に入れる。
すばらしい宝石を持っているホモイは
みんなに尊敬され、そこから彼は変わってしまう。
自分が偉いと勘違いし、心は黒くなっていく。
と、いうお話。

気になって全部読んでみたけど
すごくこわい話だった。
心がざわざわする感じ。
終わりも、少し衝撃的だった。

本上まなみは、
『調子にのって、どんどん悪い方向へ進むときは必ずある』と
言っていた。
その言葉が一番ずんときた。
そういう時に、『ホモイのようになっているかも』とはっとして
読むらしい。
私も実際読んでみて、そうしたいと思った。
こわいけど、人のそういう傲慢さや弱さをちゃんと理解した方がいい。
そうして時々、私は大丈夫だろうか、と
初心に帰らなくちゃいけないんだと思う。

絵付きでも見たいので、番組で紹介されていた絵本を
買おうと思う。

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2006年5月18日 (木)

haco. × 太田莉菜

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気になってた通販雑誌を買ってみた。
服・写真の雰囲気ともにストライク!だったので。
最近、「これ欲しいな~、こっちもいいな~」と
もり上がるのが夜の楽しみ。
が!注文方法をよく読んだらなんか違う!!
例えば、1つの柄・色しかないものならそれを買えるんだけど
色がたくさんあるのは、何がくるかわからない仕組みらしい。
で、しかもストップしないと、毎月色違いがくるらしい。

なんでっ?
そりゃー気に入ったシルエットのものが色違いで
何枚もあるのは、組み合わせ的にやりやすい。
けど、本当に欲しい色がもらえないなんて
ガチャガチャじゃん!
当たりがくるまで、ひき続けなきゃいけない(TO T)
それって、簡単におしゃれになりたいー
とりあえず何枚か服が増えてくれ、という人向けなのかっ。
その人によって、似合う色だって違うのに!

・・・こんなに怒るのは、ただ私がそれに載ってた
ピンクのカーディガンが、どうしても欲しいだけなんだけど。
でも、納得いかない~。

しかしながら、本の内容・モデルは大変好きです。
センスがいい。
中でも、今一番好きなモデル太田莉菜さんのページが
すてきだった。
彼女は、やわらかい印象で女らしくて、かっこいい。
何より着ている服が、倍以上すてきに見える。
可愛いよりも大事なこと。
でも、彼女はまだ高校生…。
人生ってショッキングなことだらけだわ。
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買えないとわかっていても、
まだまだ読み続けるんだろうな、私。

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2006年5月 8日 (月)

ONE PIECE

昨日のブログはなんだか押しつけがましい内容に
なってしまった。
反省。

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今日は、会社帰りに大好きなマンガ「ONE PIECE」を買って帰る。
早く読みたくって、ご飯もいそいで食べちゃったよー。
結果、号泣。
どうしてこんなに、
うわーって感情の盛り上がりさせるのがうまいんだろう。
しかも細かいところがたまらなくおもしろい。
キャラが全部濃いんだけど、私はやっぱりルフィが好き。
あの懐の広さが、むちゃくちゃいい男!
普段は、ふらふらして自由人で、
決めてほしい時に決めてくれるなんて最高。

尾田 栄一郎(この作者)と井上雄彦(スラムダンクの作者)には
毎回やられてるなぁ。
頭の中どうなってるんだろうなー、すごいよなー。
実は、けっこう男向けのマンガ好きなのかも。
もうそろそろ、BECKとBLEACHの新刊を借りに行きたいしっ。
(もう新刊じゃないかも)
登場する女の子がことごとく巨乳なのが
何気にふに落ちないけど!

話は変わって、TVが新しくなった。
うっす!(薄い)
音もめちゃくちゃよくなったんだけど
ビデオとの接続がうまくいかない・・・。
この前撮ったガウディの建築物特集を見たいのに、見れないぃぃ。
市民に頼まれて建てた家も特集されてて
すごくおもしろかったの。
途中から見てないんだよー。
今度うちに遊びにきた人には配線を見て帰ってもらうことにしよう。
さぁ、誰でもいらっしゃい。

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2006年3月31日 (金)

カンガルー日和

今回は作家、村上春樹さんの本を紹介。
一番好きな作家さんです。

『羊をめぐる冒険』
題名の通り、羊をめぐる冒険のお話。っていっても
想像できないと思うけど。
実はこの作品、
「風の歌を聴け」
「1973年のピンボール」
「羊をめぐる冒険」
「ダンス・ダンス・ダンス」と
ひそかに続いているお話の一冊。
でも、一つ一つ雰囲気も話も違うので
一つだけでも楽しめます。
ただ、より深く楽しむなら前作を読んでからの方が。
たんたんとしてるのに、先が気になって惹きこまれて
あっという間に読みました。
とにかく面白い。14歳のころから一番好きな本です。

『カンガルー日和』
短編集。
「カンガルー日和」以外にも、
「チーズケーキのような形をした僕の貧乏」とか
「4月のある晴れた朝に
100パーセントの女の子に出会うことについて」とか
ものすごく魅力的でインパクトのある題名がいっぱい。
いろんな要素の話が入っているし、変化球な具合が
村上春樹を読んだことのない人には特におすすめです。

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
こちらは長編。
全然別の2つのお話が交互に展開されて、
少しずつ交わっていく感じが絶妙。

『夜のくもざる』
超短編集。
夜眠る前に1作ずつ読むのが、とっってもオススメ。
村上春樹のクセ全開な気がします。

『ランゲルハンス島の午後』
こちらも超短編集。というか、もう絵本!
不思議な絵と不思議なお話。
もったいないけど、ついつい一気に読んでしまう感じ。


村上春樹の作品は、ありそうでない感じが強い。
ストーリーももちろん、登場人物同士の会話も自然で、でもきれいで
よくありそうなのに、考えてみるとそんな会話はありえない。
でも、そんな会話に憧れてしまう。
その紙一重のリアル感がいい。

そして、スパゲティーとドーナッツが食べたくなる。
お話にかなりの確立で出てくるんだよねー。
いつもむしょーに食べたくなる。
なにより好きなのは、読んだ後の感じ。
私は、曲をかけずに静かに読むのが好きなんだけど
村上春樹の本を読んだ後は、より一層しんと静まり返る気がする。
のめりこんでいたせいかと思うけど、他の本に熱中しても
そういう感じはないので特別なんだと思う。

ストレートな表現よりも、何かをふくんだ書き方をするので
いろいろと想像したり、考えを膨らませるのが好きな人は
ぜひ読んでみて欲しいです。
昔の作品が好きすぎて、新しいものを読むよりも
持っている本を何回も読んでしまう。
この前買った「The Catcher in the Rye」も読みたい。
(ライ麦畑でつかまえてを村上春樹が訳したもの)
なんだかんだ言って、まだライ麦畑読んでないんだよー。

と、いいながら今晩はカンガルー日和を読んでから
寝たいなとか思う私。

BUMP OF CHICKEN ♪ギルド ♪ロストマン 
を繰り返し。

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