試練と情熱
昨夜、母に今の将来の夢を話してみた。
今まで、そこまで何か一つに集中することがなく
しかも飽きっぽい私は、今まで母に「これしたいんだよね」と
言ったことがなかった。
あくまで、大きな分野でしか
(例えば、大学は就職率がよくて短大がいいとか、
仕事はお客さんや第3者がいるところがいいとか)
自分の希望がなかったから。
やってみないとわかんないし、
やったらきっと何とかできるだろう
くらいの考えで。
でも、今回は突然
「私、○○になろうと思うんだけど」と切り出してみた。
なれるかは別として。
私の姉も、弟も同じように
だいたいのことしか決めないので
おそらく弟が小さい頃に「大きくなったら大工になる!」と
言い放った以来だったろうなぁ。
が、母はびっくりする素振りもなく
「えっ、どんな?どんなっ?」と
いきなり私の話に食いついてきた。
私よりもはるかに楽しそうで、明らかにもり上がってる。
私も人に言いたい気持ちが溜まってたのか
勢いで話す、話しまくる。
今まで中途半端に「保母さんになろっかなー」とか
「看護婦さんになろっかなー」と言ってみたことはあったけど
その時は、ことごとく母に打ち砕かれていた。
その職業はこんなとこが辛いのよ、それもなりたいの?と
母の試練に、私があっさり「じゃ、やめる」と引いただけだけど。
情熱のなさが母にもわかっていたんだと思う。
だから、今回も試練受けてみようと思ったのもあって
母に話してみた。
それでも、私はやりたいと思っているのかな、と思って。
それが予想外に、逆に母をわくわくさせて
「やりたいことがあるっていいことなんだよー!」と
言わせてしまうなんて、ちょっと自信がついた。
私も、やればできる子なんじゃ?
やりたいことを具体的に考えてるうちに
だんだん「こんな私にできるものかー」って
自信がなくなってたんだけど、
ちゃんとそこに情熱とビジョンがあれば
いつかはできるようになるかも。と希望をもてた。
もちろんまだ不安だけど…。
今は、いっぱい想像をふくらませておこう。
その時が来た時に、ちゃんと人に伝えられるように。
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